スーパー清掃はその名の通り、スーパーの店内や駐車場、バックヤードをキレイするお仕事。
スーパーを利用されるお客様が心地よく買い物をするために欠かせないお仕事です。
一般的には、お店がオープンする前に清掃する開店前清掃、営業中に清掃する巡回清掃、そしてお惣菜部門などの調理場清掃があります。
今回は、スーパー清掃のメリット・デメリットについてご紹介し、そこからどんな人が向いているか?について解説していきます。
スーパー清掃のお仕事が気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
スーパー清掃のメリットは?
まずは、スーパー清掃のメリットから解説します。
①短時間勤務が多く空いた時間の活用やダブルワークにぴったり
スーパーの清掃は、ホテル清掃や病院清掃と比べて勤務時間が短時間の求人が多い傾向にあります。
開店前清掃であれば6:30~9:30や7:00〜10:00などの3時間程度。
店内巡回清掃では9:00~12:00や13:00~17:00などの3~4時間程度が多いです。
早朝だけ、午後だけの短時間の仕事なので、プライベートや他の仕事と両立しやすいというメリットがあります。
そのため、空いた時間を有効活用したい方、ダブルワーク先を探している方にぴったりです。
②基本は一人作業なのでもくもくと作業に集中できる
スーパー清掃は、店舗の大きさによって2~3人のチームで実施するところもあれば、1人現場のところもあります。
どちらにしても、基本は自分の持ち場に行っての一人作業なので、もくもくと作業に集中できます。
さらに開店前清掃の場合は、お客様のいない店舗の中を掃除するため、周りに気を遣いながらの作業は少なく、自分のペースで仕事ができます。
営業中の巡回清掃であっても、接客は少なく、お客様とすれ違ったときに軽く挨拶をしたり、
エレベーターで「お先にどうぞ」とお声がけしたりなどのちょっとした対応がほとんどです。
③仕事が適度な運動になるので健康にいい!
広いフロア全体をモップ掛けしたり、店舗の外回りや駐車場を巡回したり、ゴミ回収したり…。
清掃の仕事全般にいえることですが、仕事中は動きっぱなしです。
大変そうだな、と思う方もいるかもしれませんが、実は「適度な運動ができて痩せた!」「運動不足が解消できた!」というポジティブな意見が多いんです。
適度な運動を続けることは健康の維持にかかせませんが、それを仕事をしながらできてしまうのは大きなメリットですね。
④経験や年齢不問の求人が多い
スーパー清掃は、「未経験歓迎」「年齢不問」としている求人が多いです。
そのため、お掃除の仕事が初めてでも、長年ブランクがある方でも全く問題ないですし、身体が元気なら何歳であってもチャレンジできます。
実際、70代以上でイキイキと活躍されている方もたくさんいらっしゃいます。
スーパー清掃のデメリットは?
つづいて、スーパー清掃のデメリットについて解説します。
前半で共通のデメリットをお伝えし、後半は「巡回清掃」「調理場清掃」などの職種別のデメリットも紹介します。
①慣れるまでは時間に追われる
清掃のお仕事は、清掃しなければならない範囲が決められており、それを時間内に終わらせなければなりません。
そのため、作業中は常に時間を気にしながら手際よく作業を進める必要があります。
とくに仕事を始めたばかりの頃は、一つひとつの作業に時間がかかってしまうので、時間に追われて大変だと思うときもあるでしょう。
しかし、仕事を続けていくなかで体力がついたり、効率よく作業ができるようになったりすることで、だんだん慣れていきます。
その結果、むしろ時間内に作業をスッキリ終わらせることに達成感ややりがいを感じるようになる人も多いです。
②基本的には同じ作業の繰り返し
清掃の仕事は手順や清掃場所が決められており、基本的には日々同じ作業の繰り返しです。
やることもシンプルな軽作業がほとんどで、単調で苦痛と感じる方もいるかもしれません。
しかし作業は同じであっても、日によって、また季節や天候によって「汚れ方」や「汚れる場所」は変わります。
その日の汚れ方によって時間配分を変えたり、掃除方法を工夫したりなど対応は変わるので、
同じ作業の繰り返しのようで意外と毎日変化があるようです。
そしてそこに清掃の仕事の楽しさややりがいを感じている方もいらっしゃいます。
③スーパー営業中は知り合いに会う可能性がある(巡回清掃の場合)
これは営業時間中におこなう巡回清掃の場合にいえることですが、知り合いに合う可能性があります。
自宅に近いスーパーであれば、ご近所さんや顔見知りの人と仕事中に遭遇しやすいかもしれません。
仕事中に知り合いに会いたくないなと思う方は、その点がデメリットに感じる方もいるでしょう。
一方で、お客様から「ありがとう」と感謝の言葉をもらえる機会が多いのは、営業中の巡回清掃ならではの喜びです。
また、元気にてきぱき仕事をする姿を見て、うらやましくも頼もしいと思う方もいらっしゃるようですよ。
④まな板などの調理道具が重い(調理場清掃の場合)
こちらはスーパー清掃の中でも特殊な調理場清掃の場合のデメリットです。
調理で使用した器具を洗浄する仕事があるのですが、まな板や鍋や釜などが大きく、かなり力がある人でないと持ち上げて洗えないこともあるようです。
そのため、男性限定で求人をおこなっているところもあります。
これは職場によっても違いがあるので、調理場清掃が気になっている方は、求人に問い合わせて詳細を確認してみることをおすすめします。
スーパー清掃に向いている人は?
ここまで紹介したメリット・デメリットを踏まえて、スーパー清掃に向いている人の特徴を6つにまとめてみました。
・早朝や夕方以降の空いた時間で働ける仕事を探している
・ダブルワーク先を探している
・プライベートと両立しやすい仕事を探している
・人見知りで接客が少ない仕事がしたい
・一人でもくもくと作業に集中したい
・身体を動かす仕事がしたい
・年齢関係なく、働けるかぎり働ける仕事を探している
全て当てはまっている必要はありません。ひとつでも当てはまっていれば、求人に問い合わせて詳細を聞いてみる価値はあります。現場見学をお願いしてみてもいいかもしれませんね。
まとめ
どんな仕事でも良いところ・悪いところがあり、人によって向き不向きがあります。
自分に合った仕事を選ぶためには、その仕事のメリット・デメリットどちらも理解しておくことが大切。
スーパー清掃は慣れるまでは時間に追われることもありますが、一人作業でもくもくとできて接客も少なく、仕事が適度な運動になるというメリットがあります。
スーパー清掃が気になっている方、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。