ホテルの客室清掃って?具体的な仕事内容についてご紹介

  • #清掃のお仕事
  • #コツコツがんばる

ホテルを清潔に保ち、お客様が快適に過ごせる空間を作り上げる客室清掃のお仕事。

勤務時間が働きやすい時間帯であり、黙々と作業ができるという特徴から興味を持たれる方も多いと思います。

今回は客室清掃が気になっている方に向けて、特徴と具体的な仕事内容についてご紹介します。

ぜひお仕事選びの参考にしてみてくださいね!

客室清掃の特徴

病院やオフィスビルとは違う、ホテルの客室清掃ならではの特徴をご紹介します。

チェックアウトからチェックインまでに清掃するため、勤務時間は9:00~15:00までなど日中の時間帯がほとんどです。

そして誰もいない部屋の中を清掃するので、黙々と自分の作業に集中できるというのも大きな特徴といえます。

ホテルは客室が「商品」となるので、求められる仕上がりのレベルは高く、髪の毛1本の取り残しがクレームに繋がってしまうこともあります。

キレイな客室に仕上げるために集中して取り組む分、1つの部屋が仕上がったときの達成感は絶大です。

客室清掃の仕事内容

つづいて、客室清掃の仕事内容についてご紹介します。

ベッドメイク

お客様が使用したベッドシーツやまくらカバーを新しいものに交換する作業です。

シワのない清潔なシーツで、美しく整えられているベッドはとても気持ちが良いものですよね。

まず使用後のシーツを回収し新しいものをシワなく張っていきます。まくらやクッションも配置が決められているため、キレイにセッティングして全体を整えます。

ベッドメイクの仕上がりは客室全体の印象を左右するので、客室清掃の中でも重要な作業のひとつです。

客室全体の清掃

ゴミ回収、バスルーム・トイレの清掃、床の掃除機かけなど、客室全体の清掃をします。

タオル、トイレブラシ、スポンジ、バケツなど、家庭のお掃除でも使うなじみのある道具を使用する場合がほとんどです。

ホテルでは少しでもゴミや髪の毛が残っているとクレームに繋がることもあります。

そのため、洗面台に水滴が残っていないか、床に髪の毛が落ちていないかなどすみずみまで確認しながら清掃します。

アメニティの確認と補充

アメニティとは、歯ブラシやシャンプー類、かみそりといった備え付けの消耗品のことです。

使用済みのアメニティは新しいものに取り替え、シャンプーやボディソープ類は容量が減っていれば補充します。

各ホテルによって必要なアメニティの数や配置が決められており、ルール通りにキレイにセッティングします。

備品、小物類のセッティング

客室内にはハンガー、スリッパ、ドライヤー、リモコン、ホテルのガイドブックなどさまざまな備品があり、全て配置が決まっています。

ハンガーの位置やスリッパの向き、ドライヤーのコードの巻き方にいたるまでキレイに整えていきます。

最終チェック

すべての清掃が終わったら、汚れや髪の毛の取り残しがないか、正しくセッティングされているかの最終確認をします。

丁寧にやったつもりでもグラスに手垢が残っていたり、消耗品の補充のし忘れなどがあったりはよくあるので、どんなに急いでいても最終チェックはしっかり行うことが大切です。

まとめ

今回は客室清掃の仕事内容についてご紹介しました。

客室清掃はホテルの大事な「商品」である客室をつくりあげる重要なお仕事。なくてはならない存在です。

その分気を遣う作業も多いですが、キレイな客室に仕上がったときの達成感は客室清掃ならでは魅力です!

客室清掃が自分に合っているのかどうか、ぜひ本記事を参考にしてみてくださいね。