ビルメンテナンスの設備管理に向いている人は?やりがい・大変なところを解説

  • #設備管理のお仕事

ビルメンテナンスにおける設備管理は、オフィスビルや病院、ホテルなどの建物に設置されている設備の維持管理をするお仕事。

具体的には電気設備、空調設備、給排水設備、消防設備などのさまざまの設備の日常的な運転管理や、定期的な保守点検等をおこないます。

設備管理は、建物を利用される方の安心安全を守り、快適に過ごせるような建物環境を維持するために欠かせないお仕事です。

今回は、そんなビルメンテナンスの設備管理のお仕事が気になっている方に向けて、やりがいや大変だといわれるところ、向いている人について解説します。

設備管理のお仕事のやりがい

①人々の安心安全を守る、社会に欠かせないお仕事である

建物を利用される方にとって、室内温度が快適で、キレイな水が使えて、防災設備も整備されている安心安全の状態は「当たり前」と思うかもしれません。

しかし、その「当たり前」を維持できているのは毎日の設備管理、設備保守があってこそ。

まさに「縁の下の力持ち」といえるお仕事です。

そういう意味で、人々の安心安全を守る、社会貢献度の高いお仕事をしているというやりがいを感じることができます。

 

②専門性が身につく(資格を活かせる)

設備管理のお仕事は、各設備に関する専門知識が必要不可欠です。

そのため、仕事を通して専門知識を身につけていくことができます。

そして専門スキルが身についていけば活躍の場も広がり、感謝される機会も増えていきます。

また、設備管理に関係する資格をすでに持っている方は、その資格も仕事で活かすことができます。

資格があることでその後のキャリアアップに繋がりやすくなりますし、資格手当を受け取れる企業もあります。

 

③お客様と直接話す場面がある

設備管理のお仕事は、設備点検の報告や修理が必要になったとき、お客様と直接やりとりをする場面があります。

ある程度経験を積んでからは、提案や見積もりの交渉をすることもあるでしょう。

お客様と直接かかわりを持つことで信頼関係が築け、トラブルが合ったときに頼られたり、感謝されたりする機会も多くなります。

自分のこれまでの経験や専門知識を使って、人の役に立てたという実感を得やすく、それにやりがいを感じている方もたくさんいらっしゃいます。

 

設備管理のお仕事の大変なところ

①責任をともなうお仕事である

人々の安心安全を守るお仕事であるということは、責任をともなうお仕事であるということでもあります。

設備に不備が出たり、何かしらのトラブルが発生してしまうと、人々に大きな影響を与えてしまう可能性があるからです。

とくに病院や福祉施設では、設備トラブルが人の命に関わることも考えられます。

そのため、日々その自覚をもって仕事に取り組む必要がありますし、トラブルが発生したときも迅速な対応が求められます。

しかしその分、トラブルが解決できたときなど感謝される場面は多く、そこに使命ややりがいを感じる方も多いです。

 

②夜勤がある職場もある

建物によっては24時間体制の職場もあり、その場合は宿直などの夜勤勤務があります。

そのため、夜間に起きていられない、昼夜逆転すると体調が悪くなるという方にとっては大変かもしれません。

体調を考えると夜勤は難しいという方は、夜勤のない条件で探してみるといいでしょう。

ただし、夜勤だからといってずっと起きているわけではなく、交代で仮眠を取る体制である職場もあります。

また、夜勤の翌日は「明け休み」といってお休みになることがほとんどです。夜勤の条件などが気になる場合は、企業に問い合わせてみるといいでしょう。

 

③専門知識を勉強する必要がある

設備管理のお仕事は未経験からでもチャレンジできますが、仕事内容は専門知識が必須です。

そのため、仕事をしながら自分自身も勉強し、積極的に知識を身につけていく姿勢が必要です。

また、もっと仕事で活躍したい、キャリアアップしたいという場合には会社から資格取得を求められる場合もあるでしょう。

その場合、仕事をしながら勉強をすることになるので大変だと思う人もいるでしょう。

しかし、専門知識を身につけることは自己成長にもキャリアアップにも繋がるので、結果的に勉強してよかったと思う方が多いです。

 

設備管理のお仕事に向いている人

これまで紹介した、設備管理のお仕事のやりがいや大変なところを踏まえ、設備管理のお仕事に向いている人をまとめました。

・一生役立つ専門性を身につけたい

・持っている資格を活かしたい

・専門性を身につける勉強は苦痛ではない

・人々の生活を守る仕事にやりがいを感じる

・ある程度責任ある仕事の方がやりがいを感じる

・お客様と直接関われる仕事にやりがいを感じる

・夜勤に抵抗がない

全て当てはまっている必要はありません。ひとつでも当てはまっていれば、求人に問い合わせて詳細を聞いてみる価値はあります。現場見学をお願いしてみてもいいかもしれませんね。

まとめ

どんなお仕事でも良いところ・悪いところがあり、人によって向き不向きがあります。

自分に合った仕事を選ぶためには、その仕事のメリット・デメリットどちらも理解しておくことが大切。

設備管理は専門知識が求められ責任が伴うお仕事ですが、その分やりがいや達成感を得られ、一生役立つスキルが身につくお仕事です。

設備管理が気になっている方、ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。