介護施設の清掃って?仕事内容と特徴について解説

  • #清掃のお仕事

介護施設清掃は、施設内を清潔な状態を保ち、

利用者さんが快適に過ごす空間をつくるために欠かせないお仕事。

「介護施設のお掃除ってどんなことをするんだろう…?」

「オフィス清掃と比べてどんな違いがあるの…?」

介護施設清掃の仕事に興味を持たれた方の中で、上記のような疑問をお持ちの方もいらっしゃると思います。

そこで本記事では、介護施設清掃の仕事内容と特徴についてご紹介します。

介護施設清掃のお仕事が気になっている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

主な介護施設5種類

ひとことで「介護施設清掃」といっても、仕事場となる介護施設には、対象者やサービス内容に応じて様々な種類があります。

まずは主な介護施設の5種類について簡単に紹介します。

①特別養護老人ホーム「特養(とくよう)」

要介護度の高い高齢者(要介護3以上)向けの施設で、24時間体制で介護サービスを提供している。終身利用ができ、入所期間は長期。

②介護老人保険施設「老健(ろうけん)」

リハビリを通じて在宅復帰を目指す、要介護1以上の方を対象とした高齢者施設。入所期間は最大3ヶ月。

③ケアハウス

高齢者の方が自立した生活を送るための生活支援付き住宅。自立生活が可能な方、または軽度の介護を必要とする高齢者の方が対象。

④ショートステイ

短期型の介護サービス施設で最短1日〜最大30日の入所が可能。一時的な介護が必要な高齢者の方が対象。また、介護者が留守にされる際や休養が必要なときに利用される。

⑤サービス付き高齢者向け住宅「サ高住(さこうじゅう)」

60歳以上の方が対象のバリアフリー化された賃貸住宅。安否確認サービスや生活相談サービスを受けられる。

 

仕事場がどの介護施設であったとしても、基本のお掃除方法は変わりませんが、清掃に入る場所に違いがあることがあります。

例えば、特養(とくよう)や老健(ろうけん)は居室清掃に入りますが、ケアハウスやサ高住(さこうじゅう)の場合は居室清掃に入らないこともあります。

ケアハウスやサ高住は自立した方が入居されていることが多く、自分で清掃する方や、訪問介護で清掃を頼まれる方もいらっしゃるからです。

応募しようとしている求人が、どのような介護施設なのかを事前に知っておくと、少し仕事のイメージがしやすくなるかもしれません。

介護施設の仕事内容

清掃のお仕事には「日常清掃」と「定期清掃」がありますが、この記事では、求人数の多い「日常清掃」の仕事内容をご紹介します。

◆介護施設の日常清掃とは

介護施設の日常清掃は、利用者の方が安心して過ごせるきれいで清潔な生活環境を維持するために欠かせないお仕事です。

介護施設における日常清掃には、つぎのような大切な目的があります。

  • ・いつもキレイで快適に過ごせる空間づくり
  • ・衛生的な環境を維持し、感染リスクから守る

入所される高齢者の方(以下、利用者)は、一般的に免疫力が低下している方も多く、感染リスクが高いといわれています。

そのため、清掃によって雑菌・ウイルスを取り除くことが「感染対策」になり、利用者さんの健康を守ることにも繋がります。

具体的な仕事内容としては、下記のような作業があります。

  • ・トイレ・洗面台清掃
  • ・トイレットペーパーなどの消耗品の補充
  • ・居室清掃(個室・2人部屋・4人部屋など)
  • ・廊下・階段・食堂などの共用部清掃
  • ・玄関・駐車場などの外回り清掃
  • ・手すり・ドアノブなどの除菌拭き
  • ・浴室清掃
  • ・職員用の休憩室や更衣室などのバックヤード清掃

上記のような場所を、モップやタオル、スポンジ、掃除機などを使ってきれいにお掃除します。

ひとつひとつの作業は難しい作業ではないので、お掃除が未経験の方でもチャレンジしやすいお仕事です。

介護施設清掃の特徴

お掃除の仕事には、オフィス清掃、スーパーの清掃など様々な職場がありますが、「介護施設ならでは」の特徴はあるのでしょうか?

ここからは、介護施設清掃の特徴についてご紹介します。

①感染対策への意識が求められる

オフィスビルやスーパー清掃でも感染対策の意識はもちろん大切なのですが、介護施設はよりいっそう感染対策への重要度が高いといえます。

なぜなら、利用者さんは高齢者であり、菌やウイルスに対する抵抗力が弱くなっている方が多いからです。

そのため、感染源となる菌やウイルスを持ち込まない、拡げないという意識がとても重要なんです。

具体的には、清掃時には手袋やマスクの着用、汚れたタオルやモップを使いまわさない、こまめに手洗いをするなどの感染予防対策の徹底が求められます。

②利用者さんへの配慮が大切(周囲への安全確認)

清掃中は、利用者さんへの配慮が大切です。

例えば、利用者さんがよく通る場所に清掃カートを置かない、つまづく危険性がある場所に清掃道具を置かない、床を必要以上に濡らさないなどです。

これは介護施設ではなくても気をつけるべき点ですが、足腰が弱く歩行器や車イスを利用される方が多い介護施設では、特に周囲の安全確認が大切です。

③施設のスケジュールに合わせた臨機応変な対応が必要

介護施設は、リハビリやオムツ交換、トイレ誘導など、利用者さんの生活リズムに合わせたスケジュールが細かく決まっています。

清掃スタッフはこのスケジュールに合わせ、なるべく妨げにならないように作業を進めます。

基本的には、リハビリやオムツ交換などの介護行為が行われている最中は清掃に入らず、他のできるところから作業を進めます。

④職場によっては洗濯作業やシーツ交換が含まれていることもある

職場によっては清掃作業だけでなく、簡単な洗濯作業(洗う・たたむ)や、ベッドのシーツ交換などの周辺業務も仕事に含まれていることもあります。

清掃スタッフの業務範囲がどこまでなのか、募集要項を見てしっかり確認しておきましょう。

まとめ

今回は介護施設清掃の仕事内容と特徴をご紹介しました。

介護施設清掃は、利用者さんの健康を守り、快適な生活環境を維持する上でとても大切なお仕事です。

仕事内容について理解することは、自分に合ったお仕事を選ぶ上でとても大切なこと。ぜひ本記事を参考に、検討してみてくださいね!

次の記事では、介護施設清掃のメリット・デメリットについて深く掘り下げます。

そして、介護施設清掃は実際のところ大変なのか?についても触れていきますので、合わせてご覧ください!