
「仕事を紹介したい人がいるけれど、声のかけ方が分からない…」
「もし合わなかったら、紹介された側も気まずいかも…」
このように、紹介に対して少し不安を感じている方もいるかもしれません。
今回は、紹介実績多数の方へのインタビュー第2弾として、受付スタッフ・HKさんのお話をご紹介します!
「ご縁があれば自然とつながる」というHKさんの考え方や、紹介のきっかけ、そしてお仕事への想いまで、じっくりお話を伺いました。
文化施設・受付スタッフ HKさん|「縁」と「運」を大切にしています
――まずは現在の受付のお仕事を始めたきっかけから教えてください。
長年美容業界で人を育てたり、個人で事業をしたりしてました。でも、あるタイミングで一区切りついて、「孫も生まれるし、月に数日働ける仕事があればいいな」って思って探していたら今の職場に出会いました。
未経験の分野でしたが、仕事から学ぶことがたくさんあり、ライフスタイルにも合っているので、今の仕事が好きです。
――今までに何人くらい紹介されたんですか?
実際に採用となった方は3人ほどですが、それ以外にも複数の方に声をかけた気がします。
私は「縁」と「運」を大切にしています。紹介した方々も、自分から探したというよりは、人手が欲しいと思っているタイミングで、相手から「仕事ない?」と声をかけられて始まることが多いんです。
――まさに“ご縁”ですね。
そうなんです。そういうタイミングで、「この人なら合いそうだな」とか「希望の時間帯とマッチするかも」と思ったときに、自然と紹介していました。
もちろん実際にやってみないと、合う・合わないは分からないですが、あまり深く考えすぎず「ご縁があれば」と思って声をかけていましたね。
うまくいかないこともある。でも、それも「ご縁」
――紹介するタイミングや声のかけ方で気をつけていたことはありますか?
相手の方とちょっとした会話をしているときや、仕事の悩みを聞いているときなどに「こんな仕事があるんだけど」と自然な流れで紹介していました。
その場で興味を持ってもらえたら、すぐにマネージャーさんに連絡してつなぐことも多かったですね。
時間が空いてしまうとタイミングを逃してしまうこともあるので、スピード感は大事だと思います。
――紹介した方の中で、うまく続かなかったケースもありましたか?
もちろんあります。条件がマッチせず採用に繋がらなかったり、採用されたけど仕事内容が合わなくて辞めてしまった方もいたり。
でも、私はあまり重く考えていません。「今回はタイミングじゃなかったんだな」「きっと別のご縁があるんだな」と思っています。
最終的にうまくいかなかった方とも、普通に以前のようなお付き合いが続いている方も多いですよ。
笑顔とやりがいを共有できたとき、「紹介してよかった」と思いました
――紹介してよかったことはありますか?
一緒に働くようになった方が、お客様の笑顔を見て笑顔になっていたんです。
その時に、「この仕事の楽しさややりがいを共有できたんだな」と感じて、すごく嬉しかったんですよね。
あとは、シンプルに「良い職場を紹介してくれてありがとう」と言ってもらえたときも、やっぱり嬉しかったです。
――紹介するかどうか迷っている方へのアドバイスはありますか?
「縁を見逃さないこと」と「スピード」が大事だと思います。
それと日々アンテナを立てておくことでしょうか。仕事について悩んでいる方がいたら、まずは話を聞いてあげるだけでもいいと思います。
話す中で、自然と紹介する流れになるかもしれないし、ならないかもしれないし。そんな気軽な気持ちでいいと思います。
――「紹介しなきゃ!」と気負う必要はないということですね。
そうです。むしろ「うまくいくかな?」「迷惑かけたらどうしよう」と先のことを考えすぎてしまうと、せっかくのタイミングを逃してしまうこともあるんです。
だから、「ご縁があれば自然とつながる」という気持ちで、あまり構えずにいるのがいいと思います。
職種の違う仲間との連携が必要だからこそ「チームの輪」を大切にしています
――この仕事への想いもぜひ聞かせてください!
ここは受付だけでなく、設備・清掃など職種が違う方と連携しながら働く職場なので、「チームの輪」がとても大切なんです。
職種の違うメンバーと仕事をするとなると誤解や行き違いも起こりやすいですが、それを前提に、思いやりを持って関わることが大事です。
――なるほど。チームの連携をよくするために心がけていることはありますか?
まずは一人ひとりが自分の役割に責任を持ち、報連相を大切にして、みんなが協力し合える環境づくりを心がけています。
職場の雰囲気はお客様にも伝わるものです。私たちスタッフが明るく、気持ちよく働いていれば、お客様にもその空気が届く。その積み重ねが、この施設全体の雰囲気をより良くしていくと思っています。
――HKさんにとって、アルコットで働くことってどういうことだと思いますか?
アルコットは、「第2の人生を楽しく過ごせる場所」だと感じています。これは、実際に一緒に働く周りの方々を見ていて、自然と思ったことです。
私がいつも大切にしているのは、「どうすれば“ラク”ではなく、“楽しく”働けるか?」ということです。お客様との接客でも、笑顔と思いやりを持って接することを心がけてきました。
この施設には、文化人の方々が多く来館されるので、接客を通じて学ぶことも本当に多いんです。
――HKさんご自身も、とても楽しんで働かれている印象です。
そうですね。自分が元気に働いている姿を見て、子どもたちも安心してくれています。
仕事は詰め込みすぎず、無理のないペースで続けられるので、孫たちとの時間もしっかり取れていて、私のライフスタイルにもピッタリ。だからこそ前向きに、自然体で働けているのだと思います。
まとめ|まずは気軽に。そのひと声が、誰かの一歩のきっかけに
HKさんのインタビューから伝わってきたのは、「ご縁」を大切にして、自然体で人と関わる姿勢と、仕事への熱い想いでした。
紹介は、うまくいけばもちろん嬉しいことですが、仮に採用につながらなかったとしてもそれは失敗ではありません。
そのひと声が、誰かにとって「前に進むためのきっかけ」になるかもしれないからです。
「話だけでも聞いてみようかな…」という気持ちだけでも大丈夫。当社の仕事に興味がある方が周りにいらっしゃれば、ぜひ気軽にお問い合わせください。
採用に繋がらなかったとしても、あなたのひと声が、誰かの背中をそっと押すことになるかもしれません。