「若いころと比べて痩せにくくなった‥‥」
「食事量は減っているはずなのに太った‥‥」
年齢を重ねていく中で、このような悩みを持つ50代の大人世代の方は多いかもしれません。
その大きな原因は、50代以降の「体質の変化」にあります。
ダイエットに成功して健康な身体になるためには、50代特有の体質の変化を理解した上で、
自分に合ったダイエット方法を取り入れることが大切。
そこで今回は、50代から痩せにくくなる原因について触れながら、50代からのダイエットで大切なポイントについて紹介します。
50代から痩せにくくなる原因は?
50代以降は痩せにくく、太りやすくなると言われていますが、その主な原因には下記が挙げられます。
・基礎代謝の低下
・筋肉量・運動量の低下
・女性の場合は女性ホルモンの減少
基礎代謝とは、何も活動していなくても生きているだけで消費するエネルギーのことで、
1日の消費カロリーの約60%を占めるといわれています。
運動量が減って筋肉が少なくなってきている50代の方は、基礎代謝が落ちて太りやすくなってしまうのです。
また、女性の場合は40代半ば以降から女性ホルモンが減少しはじめます。
女性ホルモンの1つであるエストロゲンが減少すると、脂肪を燃焼する力が弱まり、余分な脂肪が溜まりやすい体質になってしまいます。
50代からは、痩せにくい体質になっているということを理解して、正しいダイエットを取り入れることが大切です。
50代からのダイエットで大切なポイント
具体的なダイエットの方法はたくさんありますが、まずはダイエットを成功させるためにおさえておくべき大切なポイントについて紹介します。
①無理しない。「ゆるく継続」を大切に
「今日から毎日ジョギングする!」「炭水化物はやめる!」など、負荷がかかる目標を立てることはおすすめしません。
いきなりの激しい運動は足腰を痛めてしまう原因になりやすいですし、無理な食事制限は健康を害してしまうこともあります。
そして何より、無理なダイエットはストレスが大きいので、モチベーションが続かず継続できないばかりか、
リバウンドに繋がってしまうこともあります。
50代の大人世代が健康な体型を目指すためには、「ゆるく継続する」というマインドはとても大切。
「毎週金曜は好きなものを食べよう」と、ときには自分の欲望に従った選択をする「ゆるさ」があってもいいんです。
②運動を習慣化することは必要不可欠!
50代からのダイエットにおいて、運動を取り入れることは欠かせません。
基礎代謝が落ちている状態で食事制限だけで痩せることは難しいです。
さらに食事だけのダイエットは精神的ストレスが大きく、筋力が落ちる一方で健康的ではありません。
運動を習慣にすると、筋肉量が増えて基礎代謝が上がるのはもちろん、ストレス発散や睡眠の質の向上、脳の働きの活性化など、得られるメリットがたくさんあります。
50代からのダイエットは、ただ体重が減ればいいのではなく、「元気で健康的な身体」を手に入れることが最終目標のはずです。
そのためには運動は欠かせない要素であることはしっかりと理解し、自分に合った運動の習慣を身につける必要があります。
まとめ
今回は、50代の大人世代が太りやすいと言われる原因と、ダイエットのポイントについて紹介しました。
ダイエットを成功させるためには、体質の変化について理解し、自分に合ったやり方で長く継続することが大切です。
次の記事では、気になる具体的なダイエットの方法についてご紹介しますね!