無理しない職場の人間関係のつくり方|程よい距離感を保つためにできること

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仕事の悩みランキングでいつも上位にくるのが職場の人間関係。

「職場の人間関係に振り回される…」

「職場の人に好かれようと無理してしまう…」

などといった悩みを持つ方が多くいらっしゃいます。

 

職場の人間関係のストレスを減らしていくために大切なことは、程よい距離感を保つこと。

今回は、無理しない人間関係をつくるために大切な考え方と、程よい距離感を保つためにできることついて解説します。

無理しない人間関係をつくるために大切な考え方

まずは、無理しない人間関係をつくるために持っておきたい大切な考え方について紹介します。

①無理して職場の人と仲良くなる必要はない

当然ですが、職場は仕事をする場所であり、仲の良い友人を作ることが目的の場所ではありません。

もちろん、結果的に友人のように仲がいい同僚ができれば仕事が楽しく、相談もしやすいのでとても喜ばしいことです。

ただ、「仲良くしなければ」「好かれなければ」と必要以上に気にしてしまうと疲れてしまいますし、仕事に集中できなくなります。

全ての人と仲良くなる必要はなく、大事なのは程よい距離感を保つこと。

特に苦手だなと思う人とは無理に親密になろうとせず、あくまでも仕事仲間と割り切って接する姿勢が、

無理しない人間関係のためにはとても大切な考え方なのです。

②価値観の違いを受け入れる

職場は、世代も育った環境も違う人が集まっているので、色々な価値観を持った人がいます。

自分では「当たり前」と思っていることも、ある人にとっては当たり前じゃないことも多々あります。

このような価値観や考え方の違いから人間関係のトラブルに繋がることはよくあります。

程よい距離感を保つためには、価値観の違いを受け入れ、お互いを尊重しあう姿勢が大事です。

違いを受け入れれば、相手に過度に期待したり、自分の価値観を相手に押し付けたりといったことが減っていきます。

 

程よい距離感を保つためにできること

上記で紹介した大切な考え方を心に留めた上で、職場でできることを紹介します。

①挨拶は気持ちよく

挨拶は、程よい人間関係を築くために一番大切なことです。

「おはようございます。」「お疲れ様でした。」などの挨拶は、相手の存在を認める効果があり、安心感を与えます。

それが好印象にも繋がり、深い話をするような関係ではなくても、程よく良好な関係を築きやすくなるのです。

②仕事に関わるコミュニケーションはきちんとする

チームで仕事をする以上、仕事に関わるコミュニケーションは必要不可欠です。

具体的には「報告・連絡・相談」といったことです。

仲良くなる必要はないからといって、仕事で必要なコミュニケーションを取らないのは社会人としてマナー違反です。

ここをおろそかにしてしまうと、周囲からの評価が悪くなり、自分が困ったときに誰も助けてくれなくなってしまう可能性もあるので注意しましょう。

③悪口や噂話に同調しない

同調とは、たとえば悪口を話してきた人に対して

「確かにそうですよね!」「うんうん、分かります!」と相手の意見に合わせることです。

相手の気持ちに寄り添いたいと思ってついつい言ってしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、悪口や噂話に同調すると、自分も悪口を言っている人だと思われてしまい、人間関係トラブルに巻き込まれやすくなります。

悪口や噂話は、自分から話さないことはもちろん、他の人が言っている場合も同調しないようにしましょう。

まとめ

職場で無理しない人間関係をつくるためには、程よい距離感を保つことが大事。

しかし、その「程よい距離感」も、人によって差があります。

まずは自分はどんな距離感を職場に求めているのかを考えてみることが、人間関係のストレスを減らす第一歩となります。

この記事がみなさんの職場の人間関係づくりの参考になれば幸いです。