「きちんと掃除しているのに、もうホコリがたまってる…!」
定期的にお掃除していても、いつの間にかふわふわと漂っているホコリ。
しばらく掃除をさぼっていたならまだしも、毎日お掃除していても翌日にはホコリが発生し、ショックを受ける方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「ホコリ」をテーマにとりあげ、そもそもホコリの正体は何なのか?について解説していきます。
そしてホコリを効率的に除去するお掃除のコツについてもお伝えしていきますね!
ホコリの正体は……?
ホコリの正体は、次のような物質が集合したものです。
・服や布団、カーペットなどからでた繊維の糸くず
・人の髪の毛やフケ、皮脂のカケラ
・食べこぼし、食べカス
・ダニのフンや死がい
・砂、花粉
どれも身の回りで発生するもので、人間が生活する限りホコリを完全に無くすことはできません。
また、人の出入りが多い場所、ベッドやぬいぐるみなどの布製品がたくさんある場所は必然的にホコリが発生しやすくなります。
何でできているかを知れば分かる通り、ホコリは雑菌の温床であり、ダニや細菌のエサにもなります。
ホコリを放置するととても不衛生な環境になり、アレルギーやぜんそくの原因になるなど健康にもよくないのです。
キレイで快適なお家づくりのためには、定期的なお掃除でホコリを除去することは欠かせません。
ホコリを効率的に掃除するコツ
ホコリを完全にゼロにはできませんが、お掃除の仕方を少し意識するだけで、キレイな状態を長く保つことはできます。
ここからは、ホコリを効率的に掃除するコツについて説明します。
特に「掃除をしたばかりなのにホコリっぽい」という方は、もしかしたらお掃除の仕方が間違っている可能性もあるので、ぜひチェックしてみてください!
①朝一番か、帰宅後に掃除する
ホコリはとても軽いので、人の動きや風によって常に空気中を舞っています。
空気中に舞っている中でお掃除しても、多くのホコリが取り切れていないため、清掃後もホコリっぽいままという状態になっているのです。
お掃除のベストタイミングは、人が動き出す前の朝一番か仕事や外出から帰宅した直後。
舞っていたホコリが床に落ちているため、多くのホコリを除去するにはピッタリの時間帯なんです。
②上から下の順番で掃除する
ホコリは上から下に落ちていきます。
床だけをお掃除しても、棚の上や壁にホコリが残っていれば、そのホコリが落ちてきてまたすぐにホコリだらけになります。
床だけでなく、家具の上や壁についているホコリも除去し、最後に床のホコリを掃除するという流れが効率的です。
③いきなり掃除機・水拭きはNG
いきなり掃除機がけや水拭きから始めるのはおすすめしません。
掃除機は排気からでる風でホコリを舞い上げてしまいますし、水拭きは逆にホコリを貼り付けて取りにくくする原因となるからです。
効率よくホコリを除去するためには、まずは乾拭きからスタートしましょう。
そのあとに掃除機で細かいホコリを除去し、仕上げに水拭きをするといいでしょう。
④換気は掃除が終わってから
空気をキレイに循環させるため、お掃除と換気はセットでおこなう必要がありますが、そのタイミングが重要です。
掃除の前に換気を始めると、外から入ってきた風で部屋中のホコリを舞い上げてしまいます。
換気は一通りのお掃除が終わって10~15分後くらいにおこなうのがベスト。
その際、窓が2ヵ所あればどちらも開けると部屋全体の空気を効率よく循環させることができますよ。
まとめ
きちんとお掃除していても、ホコリは溜まってしまうもの。
今回ご紹介したお掃除のコツを意識しながら、こまめにお掃除することが大切です。
ぜひ、今日から実践してみてくださいね!