ウォーキングするなら朝・夜どっち?|食前と食後の違いについても解説

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生活習慣病の予防・ダイエット効果・老化防止などのたくさんのメリットが得られるということで人気のウォーキング。

継続することはもちろん大事だけれど「どの時間帯がいいの?」と疑問を持った方もいらっしゃると思います。

大前提として、どの時間帯に歩いてもウォーキングの効果は得られます!

しかし、どのタイミングでやるかによって、得られる効果が変わるんです。

今回は、ウォーキングは朝・夜どっちがいいのかや、食前と食後の効果の違いについて説明します。

朝のウォーキングで得られる効果

早朝から午前中にかけてのウォーキングで特に得られる効果は次の3つです。

 

・朝日を浴びることで「幸せホルモン」の分泌が活性化

・体内時計がリセットされて目覚めがスッキリ!

・基礎代謝が上がって消費カロリーが上がる

 

朝ウォーキングの良さといえば、気持ちいい朝日を浴びられること。

朝日を浴びながら10分以上歩くと、幸せホルモンといわれる「セロトニン」の分泌が活性化されます。

セロトニンは、心を前向きな気持ちにする効果があり、精神が安定して穏やかな気持ちにさせてくれます。

また、体内時計をリセットする働きもあるので、目覚めがスッキリするのはもちろん、脳のリフレッシュにもなり、

すがすがしい気持ちで1日をスタートできるでしょう。

さらに、朝のウォーキングで筋肉を動かすことで基礎代謝が高まり、その日の消費カロリーが上がります。

その結果、太りにくい体質をつくることができるのです。

 

夜のウォーキングで得られる効果

夕方から夜にかけてのウォーキングで特に得られる効果は次の3つです。

 

・エネルギーを消費しやすく脂肪燃焼効果が高い!

・リラックス効果、ストレスを和らげる効果がある

・質のいい睡眠がとれる

 

夜は1日活動した後なので、筋肉がほぐれていて身体が動かしやすい状態になっています。

くわえて朝よりも体温が高くなっているので、消費するエネルギー量が増え、脂肪燃焼効果が高くなります。

夜のウォーキングは深い呼吸をしながらゆっくりと歩くことを意識しましょう。

心身のリラックス効果があり、その日のストレスを発散できるからです。

そして心身ともにリラックスし、程よく疲労感を感じることで、質のよい睡眠に繋がります。

質の良い睡眠は、疲労回復効果・ダイエット効果・老化防止などさまざまなメリットが得られます。

ウォーキングをすることでライフスタイルのいい循環がうまれそうですね。

「食前」と「食後」で得られる効果の違いはあるの?

 

ウォーキングを「食後」にするか「食前」にするかによって、得られる効果が少し変わります。

【食前:脂肪燃焼効果が高まる】

食前はお腹がすいているので、エネルギー源となる糖質が体内に少ない状態です。

そうすると、ウォーキングに必要な糖質のエネルギーを早い段階で使い切り、脂質がエネルギーとして使われるようになります。

その結果、通常より早く脂肪燃焼が始まるのです。

「体重を減らしたい」という方は、食前のウォーキングを取り入れてみるとよさそうですね!

【食後:血糖値の急上昇を抑え、糖質が吸収されにくくなる】

食後のウォーキングは、食べすぎたカロリーを消費する効果があります。

また、血糖値の上昇を抑える働きがあり、それによって糖質が吸収されにくくなります。

血糖値の上昇がゆるやかになると、食後の眠気やだるさを防ぐことにもつながります。

「食べすぎたな」「今の体型をキープしたいな」という方は、食後のウォーキングがよさそうです!

ただし、食後にすぐに動くと消化に良くないので、30分ほど時間を置いてから歩くようにしましょう!

 

まとめ|自分のライフスタイルにあったタイミングで始めよう!

今回は、ウォーキングのタイミングによって得られる効果の違いについて紹介しました。

結論、どの時間帯にウォーキングをしたとしても得られる効果はたくさんあります。

ですが、具体的に得られるメリットを知っておくことで、ウォーキングへのモチベーションがよりアップするのではないでしょうか。

自分のライフスタイルにあったタイミングで、ぜひウォーキングを取り入れてみてくださいね!