「整理」と「整頓」の違いを知れば、片づけのコツが見えてくる

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みなさんは、整理と整頓の違いを説明できますか?

プライベートや仕事の中で「整理整頓」という言葉はよく使っていますが、

何となく「キレイに片づけること」というざっくりとしたイメージを持つ方が多いかも知れません。

実は「整理」と「整頓」には明確な意味の違いがあり、それを理解することによって片づけするときのコツも見えてくるんです。

そこで今回は、整理と整頓の違いをご紹介します。

片づけが得意な方もそうでない方も、知っておくと片づけするときのヒントになると思います。

ぜひ参考にしてみてください!

整理とは

整理とは、いるモノといらないモノに分けて、いらないモノは捨てることです。

「整える」という意味に加えて、「不要なものを捨てる」「仕分けする」という意味があるのが整理の特徴です。

モノが散らかっていて乱れた状態のときは、いらなくなったものや長年使っていないものなど、必ず不要なモノがあるはず。

不要なモノが残ったままであることが、片づかない原因になっている場合は多いです。

そのため、まずはいるモノ・いらないモノの取捨選択をする「整理」が大切なのです。

整頓とは

整頓とは、必要なものを所定の位置へ置き、取り出しやすいようにしておくことです。

こちらは不要なものを捨てるという意味はなく、「きちんと配置する」

「取り出しやすいようにキレイに整えておく」という意味があります。

整頓するときのポイントは、使いやすいようにすること。

定位置を決めてキレイに置いたとしても、一番使う頻度が高いモノが奥にしまってあったり、

詰め込みすぎて取り出しにくくなったりしては、逆に不便になってしまいます。

不便さを感じてしまうとキレイな状態を維持しようとするモチベーションも下がってしまうので注意が必要です。

片づけの順番は必ず「整理」→「整頓」

2つの言葉の意味を理解すると、片づけするときのコツが見えてきます。

それは、片づけするときは「整理をしてから整頓をする」という順番がとても大事だということ。

当たり前のことのように思えますが、意外とできていない方も多いのではないでしょうか。

不要なモノが残ったまま整頓をしてしまうと、うまく収納しきれなくなってしまうのは当然の流れですし、

収納グッズばかり増えてしまうことも考えられますね。

「整理整頓」という言葉は、意味があってその順番になっているのです。

まとめ

何気なく使っている「整理整頓」という言葉。

2つの言葉の意味の違いを理解すると、片づけするときのヒントが見えてきますね。

家庭や職場などで片づけをするときは、ぜひ「整理」と「整頓」の意味をイメージしながら取り組んでみてください。