【2026/3/2更新】
ホテルの客室清掃の仕事に興味はあるけれど、「どんな服装で働くの?」「髪色やネイルは大丈夫?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
特にパートとアルバイトでは、服装や身だしなみのルールに違いがあることも。
本記事では、ホテル客室清掃スタッフの服装について、パート・アルバイトそれぞれのケースに分けて解説します。
これから応募を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
パートの客室清掃スタッフの場合|制服支給が基本
客室清掃のパートスタッフとして勤務する場合、多くの現場では「制服」が支給されます。
業務中は会社が用意した服装を着用するのが基本となるため、自分で服を準備する必要はほとんどありません。
一般的な制服の例としては、次のようなものが挙げられます。
・シャツやポロシャツ
・作業しやすいパンツ
・エプロンや三角巾
なお、靴(シューズ)は自分で用意しなければならない職場が多いです。
デザインが派手すぎないスニーカーや、動きやすい作業靴などを選ぶといいでしょう。
パートスタッフに求められる身だしなみとは
制服があるとはいえ、身だしなみには一定のルールがあります。
客室清掃は裏方の仕事のイメージですが、お客様の目に留まる場面はあるので清潔感のある身だしなみが求められます。
身だしなみのポイントは以下の通りです。
| ①髪型:長い髪は束ねる。前髪が目にかかる場合はピンなどで留める
②香り:香水や柔軟剤の香りが強すぎるのは避ける ③爪・手元:ネイル・長すぎる爪はNG(ネイルは控えめならOKな職場も) ④アクセサリー:ピアスや指輪などは基本的に外す |
制服を正しく着用し、清潔感ある身だしなみを心がけることが、お客様に安心感を与える第一歩となります。
アルバイトの場合|私服OKの現場で意識するポイント

長期アルバイトの場合は制服が支給されるところもありますが、短期アルバイトの場合は「私服OK(私服勤務)」としている場合がほとんどです。
私服OKといえども、「なんでもOK」という訳ではないため、仕事に適した服装を心がけましょう!
◆私服のルール「常識のある服装」とは?
私服OKの求人情報などでよく見かける「常識のある服装で」という表現。
これには以下のような基準が含まれます。
| ・派手すぎる色やデザインは避ける(原色・ロゴが大きい服など)
・タンクトップ、肩の出る服、極端に短いショートパンツはNG ・サンダル、クロックス、ヒールのある靴はNG |
つまり、動きやすく、清潔感があり、仕事に適した格好であることが求められます。
【トップス】吸汗速乾素材のTシャツやポロシャツがおすすめ
清掃作業は汗をかくことも多いため、スポーツウェアのような通気性がよく吸汗速乾素材のTシャツ・ポロシャツがおすすめ。色は落ち着いた色(ネイビー・グレー・ブラックなど)が無難です。
また、高い位置の清掃で腕を上げる場面もあるため、背中が見えないように少しゆとりのあるサイズを選ぶと安心です。
【パンツ】動きやすいストレッチ素材がおすすめ
しゃがんだり立ったりの動作が多いため、ストレッチ素材のパンツが動きやすいです。
裾が長すぎるとユニットバス内で濡れてしまうこともあるため、膝丈程度のハーフパンツや、長すぎない丈感のパンツがおすすめです。
【髪の毛】長い場合は結ぶ・ピンで留める
作業中に髪が邪魔にならないよう、長い髪は結ぶのがマナーです。前髪が長い場合はピンで留めて視界を確保しましょう。
髪の毛が邪魔だと作業中に髪の毛を何度も触ってしまうことがあります。そのときに髪の毛が抜けて落ちてしまうこともあるので注意が必要です。
【靴】動きやすいスニーカーが基本
客室内や廊下を行き来することが多いので、動きやすいスニーカーが基本です。
色は白やグレー、ネイビーなど派手すぎないものが無難ですが、そこまで厳しく指定していない会社も多いので、不安な人は事前に聞いてみましょう。
また、浴室清掃のときは滑りやすいので、安全のために滑りにくい靴底(ソール)のものを選ぶとより安心です。
髪色・ネイル・ピアスは?身だしなみのよくある質問Q&A
客室清掃の仕事では、服装だけでなく、髪色やネイル、ピアスについても気になる方が多いですよね。ここでは、よくある疑問についてお答えします。
Q1. 髪色はどこまでOK?
以前は「黒か自然な茶色まで」とされることが一般的でしたが、最近では「髪色自由」としている現場も増えてきました。
ただし、すべての現場が許容しているわけではないため、応募前に募集要項や面接時の確認が必須です。
Q2. ネイルやピアスはしてもいい?
ピアスは「基本的にNG」としているホテルが多いですが、ピアスOKの職場も一部あります。ただし、
・ピアスが落ちてベッドや客室に残ると危険
・引っかかるリスクがある
などの理由から、作業時は外すのが無難です。
ネイルも同じで、「ネイルOK」としている現場でも、長さやデザインには制限があります。
理由は以下の通りです。
・長すぎるネイルは作業しづらい
・ジェルやパーツが外れてリネン類を傷つける可能性がある
服装のときと同様、「ネイルOK」=「何でもOK」ではない、という点を押さえておきましょう。
Q3. タトゥー(刺青)があってもOK?
かつてはタトゥーに対してマイナスなイメージが強く、清掃のお仕事に限らず多くの業種でNGとされていました。
しかし近年ではタトゥーに対する印象が少しずつ変わってきており、客室清掃では「小さなタトゥーならOK」「服で隠れるならOK」とする職場も増えています。
どのようなタトゥーまでがOKなのかは企業の判断によるので、気になる方は「タトゥーがあるから無理かも…」と思わず、問い合わせてみましょう!
Q4. ホテルの客室清掃でおすすめの靴はある?
先にお伝えした通り、動きやすいスニーカー(運動靴)を選べば心配ありません。
ですが、おすすめを挙げるとしたら以下のポイントがあります!
・靴底(ソール)が滑りにくいもの:履きつぶして靴底がツルツルになっていると危ないです。
・靴紐がほどけないもの(マジックテープ等)※下の画像参考:作業中に靴紐がほどけると危ないし、効率も悪くなります。

Q5. サンダル・クロックス・スリッポンはOK?
サンダルやクロックスはNGとしている会社が多いです。
社会人マナーとして、そして動きやすさなどの機能性の面で不適切と判断されるからです。
また、つま先やかかとなどの足の一部が露出している靴はケガの原因にもなりやすく、安全面の観点からもNGです。
一方、かかとまでしっかり覆われたスリッポンタイプのシューズであればOKとしている会社もあります。
ただし、ウォーキング用など運動しやすい作りになっているかや、滑りにくい靴底かどうかはチェックしておきたいポイントです。
Q6. ホテルに着替える場所はあるの?
これは勤務先のホテルによって変わります。
ロッカー室や更衣室が用意されている現場であれば、そこで着替えができます。
ですが、実はすべてのホテルにスタッフ用の更衣室が十分にあるわけではありません。更衣室がない現場では、自宅から作業着や制服を着てくるケースもあります。
その場合は、通勤時に制服の上からカーディガンやウィンドブレーカーなどの羽織りものを着ると安心です。
また、夏場などで作業中に汗をかき、「ちょっと着替えたい…」という場合には、従業員スペースの一角やスタッフ用のトイレで手早く着替えることもあります。
いずれにせよ、事前に職場から説明があるので、過度に心配しなくても大丈夫です。
まとめ|服装の基本は「清潔感」と「動きやすさ」
客室清掃スタッフに共通して求められるのは「清潔感」と「動きやすさ」です。
・パートの場合は制服が支給されるので、きちんと着こなすことが大切
・私服OKのアルバイトなら、現場にふさわしい格好を選ぶ意識が必要
・髪色やネイルは職場ごとのルールを確認する
見た目の印象は、働くうえで信頼感にもつながる大事な要素です。安心して清掃の仕事を始めるためにも、服装や身だしなみのポイントをしっかり押さえておきましょう!