お掃除のキホン|床掃除・フローリングをキレイに保つ手順

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お家の床材として定番となったフローリング。普段どのようにお掃除していますか?

「毎日モップがけしてるよ!」「定期的に掃除機かけてるかな」

などそれぞれの方法でお掃除されていると思いますが、そもそもフローリング掃除の基本の手順について知る機会ってなかなかないですよね。

そこで今回は、お掃除のキホンシリーズ「床掃除・フローリングをキレイに保つ手順」について紹介していきます。

フローリングの種類と特徴をおさえよう!

フローリングのお掃除をする前に、家のフローリングの種類とその特徴をおさえておきましょう。

フローリングの床材は、「合板(複合フローリング)」と「無垢フローリング」の主に2種類に分けられます。

 

【合板(複合)フローリング】

複数の合板を重ねて張り合わせ、その表面に天然木の薄い板を貼り付けたものです。

キズがつきにくく手入れがしやすい、いろいろな種類やデザインが選べて比較的安価という特徴から、ほとんどの住宅のフローリングに採用されています。

 

【無垢フローリング】

他の素材を重ねたり、継ぎ足したりもしていない天然木100%の木材を使ったフローリング。

木のぬくもりや香りを感じられ、年数がたつほどに味わいが増していく様子も楽しめます。

一方で、温度や湿度の影響を受けやすい、キズが付きやすい、水に弱いという特徴があります。

フローリング掃除のキホンの手順

フローリング掃除にも正しい手順があります。少し意識をするだけで、キレイな状態を長くキープできます!

①フロアモップで全体のホコリを取る

まずは乾いたフロアモップを使って床全体の大まかなホコリを除去しましょう。

ここでのポイントは、かならず「乾いた」モップを使うということです。

フローリングの上にたくさんのホコリがある状態で濡れ拭きをしてしまうと、逆にホコリが床に張り付いてしまいます。

また、掃除機を先にかけてしまうのもオススメしません。

掃除機の排気でホコリを舞い上げてしまうからです。

 

②掃除機で吸い取る

フロアモップでホコリを取り除いても、床の四隅やフローリングの目地に髪の毛や砂利が残っていることがあります。

四隅や目地に溜まった汚れは掃除機で吸い上げましょう。

その際、掃除機はフローリングの目地の方向に沿ってゆっくり動かすようにします。

 

③落ちない汚れはタオルで水拭き

モップや掃除機で取れなかった床の黒ずみなどの汚れは、固く絞ったタオルで部分的に水拭きして拭きとりましょう。

フローリングは基本的には水に弱い素材なので、拭いた後に水滴が残らないぐらいに固く絞ることが大切。

もし水滴が残ったら、必ずそのあとに乾いたタオルで拭きとってください。

特に天然木100%の無垢フローリングは水を吸い込みやすく、変色などの原因になりやすいので注意が必要です。

 

④1ヵ月~3ヵ月に1度全体を水拭き

日常的なお掃除は①~③までの手順ができていれば十分ですが、1~3ヵ月に1回ほど床全体の水拭きをするとさらにキレイな状態を維持できます。

皮脂汚れなどは乾拭きや掃除機では除去できないため、水拭きをしてさっぱりと汚れをリセットするためです。

ここでの注意点は、繰り返しになりますが必要以上に濡らさないこと、最後に乾拭きして水滴を残さないことを意識しましょう。

まとめ

床は家の中でも大きな面積を占めるので、床のキレイさを維持することは家全体の美観の向上に繋がります。

「基本手順」なので、すでに知っている情報もあったかもしれませんが、なかなか実践できていない部分もあったのではないでしょうか?

今回ご紹介した手順を無理のない範囲で実践してみてください。きっと快適なお家づくりに繋がりますよ!